過去ログ4)負け犬・勝ち犬

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〜「負け犬・勝ち犬」に関する問答です。〜

 

投稿者:酔いどれななし 投稿日:2004/02/05(Thu) 10:57

<負け犬・勝ち犬>
30代子蟻鬼女を「勝ち犬」、子梨毒女を「負け犬」という
犬論争が盛んな今日この頃。

秋にこいぬはかせが生まれたらしいですね。
はかせの奥さんは晴れて「勝ち犬」です。
あ、すみません。「勝ちいぬ」でしょうか…

件の論争はなんで人間なのに「犬」なのでしょか。戌年でもないのに。
あと、はかせの見解も聞かせてください。

 

投稿者:酔いどれななし 投稿日:2004/03/16(Tue) 10:23

音沙汰無いけど忙しいのかな。
名古屋女子マラソンにいぬはかせいなかった?
沿道で、日の丸じゃなく花を振っていたような…

 

投稿者:いぬはかせ 投稿日:2004/06/17(Thu) 01:11

いや~、ごめんごめん。
ちょっと海洋調査に出掛けてたんだけど、途中で遭難しちゃってね。
ずっといぬかきで帰ってきたから随分時間がかかっちゃったよ。
だから、次の質問に先に答えるけど、名古屋マラソンのころは海の上だったね。
いとこが行ったって言ってたから見間違えたんじゃないかな?

さて本題の「勝ち犬・負け犬」の件だけど、要するにそれは新たな景気回復策だと思うね。
ある種の人間を枠で囲って名前をつけてやれば、つまりカテゴライズすればそこに需要が生まれるわけだ。
つまり「こども」なんていうカテゴリーがあるからこども服なんてものが売れるわけで、ある種の人間を「犬」っていうカテゴリーでくくってやれば「犬」としての需要が生まれる。
それが「犬」服なのか「犬」小屋なのか何なのかは知らないけどさ。
なにが勝ちで何が負けかってことは大きな問題じゃない。
一方が一方より劣っているとすることで、一方から一方への動きが生じるわけで、それは今日の消費社会においては必ず消費活動となって現れるわけ。
ごくごく簡単な例で言えばハウツー本が売れたりとかね。

で、なんで「犬」なのかっていう問題だけど、ま、勝ったところでしょせん「犬」だってことだね。
本来「勝ち犬」なんて言葉はないわけで、「負け犬の遠吠えめ」というセリフを吐く勝った方っていうのは本来「犬」ではなく「人間」なわけだよ。
「犬」という言葉には、「負け」た相手をさらに侮辱しどん底に突き落とすために付けられる、いわば差別用語なわけだ。
だから「勝ち犬」「負け犬」とか言って騒いでるやからは結局「犬」の外側から、「犬」の世界を小馬鹿にして言ってるわけだよ。
自分は「犬」じゃなくて、もっと優秀な「勝ち人間」のつもりなんだろうけど、そんなやつらが果たして「犬」より優れてるかどうかっていうのはかなり疑問だね。

あ、言い忘れてたけど、うちの奥さんは残念ながら「勝ちいぬ」ではないよ。
必ずしも「いぬ」は「いぬ」と結婚するわけじゃないからね。
ただ、勝ってるか負けてるかで言えば、勝ってるんじゃないかな。
まあ、麻雀の腕は僕の足下にも及ばないけどね。